85 伝授 両面テープのみで本のように製本する方法





以前 〔67 演奏中勝手に閉じてくる譜面と、さよならする方法〕で




癖の付いてどうにもならない譜面は、最終手段として、コピーして製本してしまおう




と書いたのですが、製本といっても色々やり方があるようなので、




今回は、私が学生時代から使っている製本の仕方を




用途に合わせて二つ紹介します。






最初に一般的な、ひたすら横につなげて行くタイプの製本。






主に短めの曲に適しています。




本番に譜めくりの必要がない、長さの曲にぴったりだと思います、




こちらは、サージカルテープや製本テープがお勧めで、




ひたすら繋げていくだけですので




そんなに説明は要らないし、皆さんも既に使っている手法だと思います。








ただ注意としてセロテープだけは避けた方良いです、何故なら一度裂けると




一気に切れてしまう恐れがあります。






次に紹介するのは、いわゆる本タイプになる製本の仕方






主に大曲、譜めくりの人が横についてくれる時に、譜めくりの人にも




喜ばれるタイプの製本です。






ちょっと脱線して、私の学生時代、長編のアリア伴奏の譜めくりなのに、




ひたすら繋ぐタイプの譜面を譜面台に目いっぱい広げ、




「危なそうだなー」と見ていると、




案の定右端ページが、落下し、残りのページも引きずられ




あれよあれよと、全部落下したのを見てゾッとした経験があります。






そんな経験から、私は最高で譜面台に3ページないし最高で




4ページしか乗せないようにしています。






前置きが長くなりましたが、




こちらのタイプは専用のホットボンドを使ったり、万力で固定など




かなり気合が入ったものが多いですが、私のお勧めするのは、






両面テープのみで本タイプにする方法です。







用意するもの




剥離紙があるタイプの両面テープ




手順1




紙を図のように配置


1 2 3 ページを並べる






手順2




下から裏返しにし、図のように6箇所両面テープを張る








手順3




剥離紙をはがし、左のページのみ折り


続きの4 5ページを同様に裏返して繋げる








手順4最重要




☆部分のテープが重なるように折る


(鉛筆書きで色が薄くてすいません)








完成すると下図のようになります




1ページ目の表面と、5ページ目の裏面が見えていれば成功です。






後は手順3に戻りどんどん追加していきます。




今回はここで閉じてみます。






手順5




今のままですと粘着面が残っていますので




6ページ目のみ追加し剥離氏をはがし、6ページ目の右端を☆印




側に折る。










完成




完成動画










如何でしたでしょうか?



この方法で出来たものは、両面テープ同士が、本を繋ぐことになるので




かなり頑丈に出来上がります。




ただし欠点としては、途中でやめられないことと、失敗すると修正がきかない




事です。くれぐれも天地に気をつけて製本してみてください。




オマケ






結構ごみが出ます、、、ゴミ箱を近くに置いてから作業をしましょう












86調律初心者が自力で調律に挑戦(ただし数音のみ)


















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