41 ピアノ椅子のどこに座るか?



椅子の高さ距離については、以前触れましたが、

肝心の椅子自体のどこに座るかを、

まだ述べていなかったので、

18章の補筆です。


ピアノ椅子のどこに座るか?



だいたい半分より前


なぜ半分より前か?

実際に座るとわかります。


まずは立った状態から、椅子の最前列端に腰掛ける。

すると、太ももが立った状態では、地面に垂直だったとこに

少し角度がつくと思います。


どんどん後ろに行けば行くほど、角度がつき最後、

太ももは地面と平行になり、

足が、ブランブランになると思います。


つまり、

深く腰掛ければ腰掛けるほど、足が短くなる

理屈です。


深く腰掛けると、最後足が床に届かなくなり、

足を届かすには、椅子を下げる、

椅子を下げると、手の高さが合わなくなる。

と、この様な悪循環になります。


特に小さいお子さんの場合は、


相当前で無いと、

すぐ足が浮いてしまうと思います。そして、椅子の角で、

足の重みを支えることになり、

太もも痛い状態になってしまいますので、

要注意です。


しかし、先ほど大体半分より前に座ると書いたのには、

訳があります。


それは膝から下がすごく長い、

高身長の方、足の長い方は、前に座ると足が

余って、膝がピアノに付いてしまうからです。


めったにお目にかかりませんが、海外の方は結構

後ろに座っている例を見ます。


ですから、先ほどのように、座る位置から決めるので無く

先に上半身で楽なフォームを決め、

椅子の高さを合わせ、最後に椅子の前後の座る位置で、

足の高さを調節するという順番が、一番スムーズかと思います。


もしお子さんで太もも痛いが起きてたら、

ぜひもう一度、確認してみてください。








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