92 イメージするだけでは、全く弾く事は出来ない


 


 前章で曲を弾く際に、イメージすることが、




いかに大切かを述べましたが、今回はその真逆になります。






よく実際のレッスンだったり、映画なんかで見かける風景として、




「あなたの演奏は、激流のみたいになっているから、




もっとさらさらと美しく流れる、小川のイメージを持って弾きなさい。」




 みたいな映画のシーンや、実際にこういった指示を、




受けた事が私はありますし、皆さんも、




一度や二度のあるのではないでしょうか?。












 もちろん正しい事を言われているし、 ごもっともな、




指示ではありますが、私は当時、帰宅し




正直困ったことがあります。




それは何かというと、




実際




どう指を動かせば小川になるのか?


どう手首を動かせば小川になるのか?


どう肘を動かせば小川になるのか?


どう腕を動かせば小川になるのか?


どうペダルを使えば小川になるのか?


どう鍵盤を押せば小川になるのか?




 結局どうすれば、激流から小川になるのか、




やり方を教わり損ねてる、、、、




このように具体的な、解決策が全くないまま、イメージだけ膨らませて、




必死に練習していても、実際には小川にはならないのです。






 イメージを膨らますのは、もちろん大切なことですが、




現実的な問題としてどのように、




目的の音をピアノからどう出すのかを、知っていなければ




いくらイメージしても、結局演奏に反映されないのです。








 これは別にその、先生が悪いわけではありません、




私も教える側の立場になり、実際にレッスンをしている時、




イメージで言う事もありますし、そのほうが、伝わりやすい時もあります。






 また先生と言うのは、ついつい自分のテクニック引き出しと




同じものが生徒さんにも、ある体で話してしまいがちです。




(私は自分の経験から、なるべく理屈っぽい言葉で、




誰にでもわかる、現実的な弾き方を、言うように心がけていますが、、、)








 そこで、もしイメージを言われて、納得はしたが、




現実的な弾き方が分からない時は、必ずその場で、




具体的にはどう、鍵盤押すんですか?




具体的にどうすれば、小川の音が出るんですか?




とすぐに尋ねましょう。






 きっと先生も、すぐに気が付いて、教えてくれると思います。






ちなみに学生当時の私の場合、豪快に笑われながら




次の週に、ちゃんと教えていただけました。






 しかし、もしも万が一、先生のほうが、慌てふためいて、




「そ、そ、そんな事も、わ、わ、わからんのか、け、け、けしからん!!!」




自分で考えなさい!!!ガミガミ!!!!」




なる返事が来たときは、、、、




ricercaピアノ教室を、尋ねてみてくださいww





まとめ

イメージを持ったら必ず、実際どのように弾くのか?

まで考える癖を、つけてみると効率が上がると思います。

93 和声分析 アナリーゼって必要?























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