11 黒鍵は弾きにくい?
アドバイス&コラム
白鍵と違って、鍵盤自体短いから、
奥で弾かなきゃならないし
幅も細いし、高さも違うし弾きにくい、、、
確かに、最初ハ長調ばかり弾いて
進んで来た方は、
突然黒鍵が出てくると、
そう感じるかもしれませんが、
はたして本当にそうでしょうか?
もし黒鍵は嫌だー思った方は
自分の手を見てみましょう。
どうですか?
指の長さは、皆同じではなく一本一本違う
とわかると思います。
そしてこの長さの違いこそが、
黒鍵の弾きやすくなるか、
弾きにくくなるかの、
肝心要のポイントとなります。
ではどうするか?
黒鍵は短い→ならば長い指234で弾く
つまり長い指でなるべく弾くと、
非常に弾きやすくなります
幅が細い→ これはデメリットとメリット半々になります
確かに細いので外れやすいですが、
黒鍵が細いことによって、
奥の白鍵を触る〔準備する〕事が、
できるようになります
私は太くてギリギリですが、、、
高さが違う→ これは最大のメリットです。
高さが違い、さらに隣の音は必ず、
低いところにある白鍵なので、
隣の音を同時に、引っ掛ける率はほぼゼロ
さらに高いことによって、
スケール黒3から白1
黒4からの白1等の、くぐりの1の準備は
とても楽です。
この事を考えながらハ長調のスケールと、
ロ長調のスケールを弾き比べると、
はるかにロ長調のスケールのほうが、
弾きやすく感じると思います
最後にショパンは、ピアノの鍵盤が全て平らだったら、
1の指は動きにくいし
手のフォームは相当不安定になった。
黒鍵を考えた人は天才だ
と弟子に話したそうです。
ピアノを習い始めの頃は、調号等の、
譜読みの労力を避けるあまり
ハ長調の曲が多いのですが、
慣れてくると、黒鍵を使うことによって、
むしろ楽な場面も多々出てきます。
ですから黒鍵のメリットを考えつつ、
もう一度弾いてみると、
苦手意識も減るかと思います。